小さい頃はよくツワブキを取りに行っていました
今年の3月の中頃に父とツワブキを取りに行きました。小さい頃はシーズンになると毎年のようにツワブキ取りに行っていたのですが、大人になってから行くのは初めてですね。今回は父と二人で行きました。

採取地は自宅から車でおよそ1時間のところ。山の中をゴリゴリ車で進んでいきます。
途中から舗装がされていない道へと変わります。時には下の写真のように木がでっぱってきてる箇所もあったりします。ちょっと危ないですね(^_^;)

現地へ到着。どうやらここ↓が父のおすすめポイントらしいです。


この周りは既に木と草のみ。木々の隙間からまぶしい太陽がこちらを照らします。自然に囲まれるとはこういうことですね。
このような環境ですと、何気なく吸っている空気もいつもと違うなと、ほんのり実感できますよ。とても清々しい空気の感覚です。森が生成した酸素をそのまま吸っている感触。都会に住んでいる方がココに来られたらハッキリ違いが分かっちゃうかもしれないですね。

ツワブキ取りには軍手装備は必須です。↑
腹ごしらえを済ませてから森の中へ入っていきます。どれくらい取れるかな?
と、思ったら椎茸を発見しました↓

もちろんこれも食べれます。これは完全野生の椎茸ではないですね。おそらくどなたかの椎茸の木でしょうね。全ての椎茸を採取した後に生えてきたラスト1つという感じです。
ツワブキはこのような↓道無き地面に沢山生えています。足元に注意してどんどん進んでいきましょう!



食べれるツワブキの見分け方
はい、ツワブキを発見しました↓

食用として採取するのは葉が大きくなっていないフキです。そして葉っぱに薄く毛が生えているツワブキです。
下の写真の左は食べれないツワブキで、右が食べれるツワブキですよ。


葉っぱが大きいツワブキは固くて非常に食べにくい(らしいです)。
ツワブキの取り方
ツワブキの取り方は根元からごっそり抜く感じです。


上左のように根元をグッと握って、そのままよいしょっと抜きます。左の写真のように根元から取れていればOK。根元の方が肉厚があって美味しいんです(^^)
ツワブキとフキの違い
ツワブキとフキって非常に似てるので、どっちがどっちか見分けがつかないという方も多いはず。ツワブキにあってフキには無い特徴、それは葉っぱに艶があるということです。意識して見れば一発で違いが分かります。


上写真の左がツワブキで、右がフキです。ツワブキの方は葉っぱに艶がありますよね?この艶でツワブキとフキを見分けます。
フキはツワブキと違ってあまり食用には向かないようです。
タラの芽
ツワブキだけではなくタラの芽もあったのでついでに取っておきました。


ちょっと見にくいですが、上の写真がタラの芽です。茎の部分がトゲトゲになっているのがタラの芽の特徴ですね。
タラの芽は基本、木に生えているみたいですが、このように地面にも生えてたりします。右の写真のように芽の部分をポキッと折って取ります。
タラの芽はスーパーなどでも売っているのを見ますが、取れたてのタラの芽とは全然味が違います。
タラの芽にはなんといいますか、独特の強いクセがあります。口にした途端、なんだこれっ!てなる人もいるかも…?嫌いな人は嫌いかもしれませんw
ツワブキとタラの芽を調理
大漁大漁♪これだけ取れば十分なので帰ります。あんまり取り過ぎても調理が面倒ですからね。

帰ったら取ったツワブキの葉っぱを取り、水に付けておきます。ある程度水に付けたら一つ一つ丁寧に皮をむきます。この作業が結構大変です。


上右写真のように綺麗に皮がむけたら手頃な大きさに切って、揚げ豆腐とこんにゃくと和えればできあがり。

自然食でとても体に良いです。
タラの芽は湯がくだけ。ウチでは湯がいた後に味噌付けで食べます。


タラの芽は他には無い独特の味ですね。なので一度食べるとクセになります。
ツワブキやタラの芽に限らず、スーパーで購入した出来合いのものを食べるのと、自分で取ってきたものを自分で調理して食べるのとでは、味の違いがはっきり出ます。それは気持ちの問題ではなくて、やはり取れたて・新鮮さの違いでしょうね。
他にも山ではタケノコや椎茸、ゼンマイなど色んなものが取れます。個人的には自分で取ってきたタケノコで作った味噌汁が最高に美味しいです。
皆さんも機会があれば運動がてらに山菜取りに出向いてみられてはいかがでしょうか?このような体験は健康にもいいですし、運動面・食事面でダイエットにも効果的ですよ(^^)
すみません、つわとフキの紹介が逆ではないでしょうか。
きんとうしさん、こんにちわ。当サイトの管理人です。
早速父に確認してみたところ、僕の感違いで逆に覚えておりました。。お恥ずかしい限りです。。
ツワブキ=葉っぱに光沢がある
フキ=葉っぱに光沢がない
これが正しいですね。
ツワとフキに関して間違って書いていた部分も訂正致しました。
きんとうしさん、ありがとうございました(^^)