『メッツ』『ペプシ』『コカ・コーラ』3種類のトクホコーラを比較検証

先月、コカ・コーラ社がトクホマークのコーラを発売し話題になりました。
トクホと略して呼ばれていますが、いわゆる特定保健用食品のことですね。

コーラはトクホからかけ離れている商品のように思っていた私は驚きましたが、実は数年前から別のメーカーがトクホのコーラを販売していた事を知りました。

ダイエットを意識している私は、お店に行っても自販機の前に立ってもコーラには手を伸ばさないようにしていましたが、今回トクホのコーラがある事を知り、久しぶりにコーラを飲んでみようと思いました。

今のところ、私が店頭で目にするコーラの中で、トクホマークがついているものは以下の3種類です。
3種コーラ比較

左から

  • キリン『メッツコーラ』(2012年4月発売) 480ml
  • サントリー『ペプシスペシャル』(2012年11月発売) 490ml
  • コカコーラ『コカ・コーラプラス』(2017年3月発売)470ml

これら3種類のトクホコーラのパッケージに共通して書かれているのが「脂肪の吸収を抑える」という言葉です。

ダイエット中の方にとって、脂肪はできれば、というか絶対に吸収したくないものですね。
ダイエットの大敵のようなイメージのコーラですが、本当に脂肪の吸収を抑えることができるのでしょうか?

これらの3種類のトクホコーラについて、使われている材料、栄養成分、効果などを比較し、また実際に飲んだ感想をまとめてみたいと思います。

3種トクホコーラ原材料比較

まず、それぞれの原材料を比較してみます。

メッツコーラ原材料

ペプシスペシャル 原材料

コカコーラプラス原材料
写真では分かりづらいので以下に書き出してみます。

  メッツコーラ ペプシスペシャル コカ・コーラ プラス
内容量(ml) 480 490 470
原材料 難消化性デキストリン(食物繊維)/炭酸、カラメル色素、香料、酸味料、甘味料(アスパルテーム・L−フェニルアラニン化合物、アセスルファムK、スクラロース)、グルコン酸Ca、カフェイン 食物繊維(難消化性デキストリン)、カラメル色素、酸味料、甘味料(スクラロース、アセスルファムカリウム)、香料、カフェイン 食物繊維(難消化性デキストリン)/炭酸、カラメル色素、酸味料、甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムK、スクラロース)、香料、カフェイン

原材料はほとんど同じですが、使用されている甘味料の種類が少し違っています。

カロリーがゼロに近い合成甘味料によって甘味をつけている

「カロリーゼロ」「糖質ゼロ」という表示の商品を摂取しことがある方は、「どうして糖質ゼロなのに甘いのだろう?」という疑問を一度は持たれた事があるのではないでしょうか。

詳しい方は、砂糖を使わずに合成甘味料によって甘く作られている事や、合成甘味料は体内で吸収されずに排出されるため、カロリーがゼロである事もご存じだと思います。

このトクホコーラにも、種類はそれぞれ違いますが合成甘味料が使われています。
合成甘味料というのは、天然には存在しない甘味を人工的に合成して作られたものです。

ちなみに、キシリトールやトレハロースは天然に存在するものを使って人工的に作られた甘味料です。

なぜ合成甘味料が使われるのか?

なぜ合成甘味料を使用するかというと、合成甘味料はショ糖(いわゆる砂糖)の数百倍の甘さがあるため、少量でショ糖と同じ甘さにすることができるからです。

それ程の甘さがあるのに、合成甘味料の摂取カロリーはゼロかゼロに近いため、ダイエット中の方などカロリーを気にする人向けの商品には多く使われています。

また、原価が安く済むという話もありますので、今販売されているダイエット関連の商品には、このトクホコーラに含まれるような合成甘味料が使われているのではないでしょうか?

合成甘味料については、その安全性を問題視する声もあれば、厚生労働省で定められた基準で使っているので問題はないという意見もあります。

どちらが正しいという事は今の段階では分かりませんので、合成甘味料が含まれている食品を摂取するかどうかについては、消費者である私たちが自分の責任で判断する事になります。

共通する関与成分は「難消化性デキストリン」

メッツコーラ 難消化性デキストリン
3種類のトクホコーラに共通して含まれている成分は「難消化性デキストリン」で、この成分が含まれているから、コーラでもトクホマークを取得する事が出来たのです。

難消化性デキストリンとは何か?

ウィキペディアでは以下のように説明されています。

難消化性デキストリンとは、人の消化酵素によって消化されない、難消化性のでんぷん分解物である。

人の消化酵素によって消化されない、食物に含まれている難消化性成分の総称を食物繊維と呼ぶため、この難消化性デキストリンは食物繊維の一種になります。

難消化性デキストリンの効果

難消化性デキストリンには以下のような効果があります。

  • 整腸作用
  • 食後の血糖値の上昇を緩やかにする
  • 食後の中性脂肪の上昇を抑制する

このような3つの作用があるという事でトクホとして認められています。

ペプシスペシャルのサイトに、脂肪の吸収を抑える仕組みが分かりやすく説明してありましたので下記に引用します。

ペプシ 難消化性デキストリンの働き

ペプシ 難消化性デキストリン 説明

出典:ペプシスペシャル

この図をみると、難消化性デキストリンが脂肪を包むように膜となって、小腸で吸収されにくくしているのが分かりますね。

また、メッツコーラとコカ・コーラプラスのサイトでは、実際に難消化性デキストリン入りの飲料と、そうでない飲料とを比較した実験結果がグラフで示されています。

メッツコーラの実験結果】
メッツ 難消化性デキストリン 効果グラフ 説明
メッツ 難消化性デキストリン 効果グラフ

出典:メッツコーラ

コカ・コーラプラスの実験結果】

コカ・コーラプラス 効果グラフ

出典:コカ・コーラプラス

どちらも難消化性デキストリン入りの飲料を飲んだ場合に、血中中性脂肪の上昇が抑えられている事が分かりますね。

ただ、被験者はどちらも100人未満ですので、誰にでも効果があるのかどうかは信頼性の面で不安があると思います。

しかし、消費者庁に許可をもらっている事実もありますので、ある程度の効果が期待できると国も認めているという事になりますね。

パッケージの宣伝フレーズの違い

3種類とも、どのような効果があるかをパッケージの目立つ場所に端的に表現していますが、それらの表現にも少し違いがあります。

メッツコーラ
「食事から摂取した脂肪の吸収を抑え、排出を増加させる

ペプシスペシャル
「脂肪の吸収を抑え、排出を増加させる

コカ・コーラ
「食事から摂取した脂肪の吸収を抑えて、食後の血中中性脂肪の上昇をおだやかにする

(※違いが分かりやすいように私が下線を加えました)

「脂肪の吸収を抑える」という表現は3種類とも共通していますね。

しかし、メッツコーラとペプシスペシャルに記載のある「脂肪の排出を増加させる」という表現は、コカ・コーラプラスには使われておらず、「食後の血中中性脂肪の上昇をおだやかにする」という表現をしています。

先の項目でのメッツとコカ・コーラの実験結果からは、「血中中性脂肪の上昇を穏やかにする」効果は示されていましたが、「脂肪の排出を増加させる」効果は示されていませんでしたので、メッツコーラの表示の根拠が何かは分かりませんでした。

関与成分である難消化性デキストリンは共通しているのに、一番最近発売になったコカ・コーラプラスだけ表現が違うことに少し疑問が残りますが、いづれにしてもダイエットの役に立つような効果が期待できそうですね。

栄養成分の比較

次に栄養成分を比較してみましょう。

メッツコーラの栄養成分

ペプシスペシャル 栄養成分

コカ・コーラプラス栄養成分

比較しやすいように表にまとめてみます。

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カフェイン量はペプシスペシャルが一番少ない

カフェイン量はペプシが一番少なくなっており、他の2種類の半分近い値となっています。

睡眠に関してカフェイン量を気にしていらっしゃる方は、カフェインが少ないものを選ばれた方がよさそうですね。

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メッツコーラにだけ糖質が含まれている

糖類はいずれもゼロですが、メッツコーラにのみ炭水化物に糖質が1.3g含まれており、他の2種は糖質もゼロになっています。

難消化性デキストリンの量は全く同じ

難消化性デキストリンの量は全て5gと共通していますので、期待される効果は同じと考えて良いのではないかと思います。

それぞれの商品のアピールポイント

「メッツコーラ」

  • 2012年に特定保健用食品史上初の「特保コーラ」として発売された。
  • 2016年、特保コーラカテゴリーにおいて、№1の出荷実績を達成。
    2016年年間累計出荷数量(食品マーケティング研究所調べ)
  • 第三者機関である「日本人間ドック健診協会」にも推薦されている。
    (「日本人間ドック健診協会」とは、健診施設の発展と人間ドック健診の受診を広め国民の健康増進を目指す団体)

出典:キリン

「ペプシスペシャル」

  • 特定保健用食品コーラ市場 売上№1
    (インテージSRI・特定保健用食品コーラ市場・2015年2月~2016年1月累計販売額
     業態:スーパー、コンビニエンスストア、ドラッグストア計)

出典:ペプシ

「コカ・コーラプラス」

  • コカコーラ社が妥協せず長年かけて日本のためだけに開発した

出典:コカ・コーラ

出荷量ではキリンメッツが一番多いようですが、2015年の売り上げはペプシスペシャルが1位のようです。

コカ・コーラプラスはまだ発売されたばかりですので、この1年間で、先行販売されていた2種類にどのくらい追いつき、追い越せるのか、商品を購入した消費者がどのように判断するかにかかってきますね。

3種類のトクホコーラの口コミ・評判

3種類のトクホーコーラの口コミや評判を集めてみました。

メッツコーラの口コミ・評判

メッツコーラに対して高評価の方々の口コミレビュー
○ひとくち飲んでみた感想としては、そんなに変わった感じはしませんでしたが、飲み続けるうちに、多少炭酸のキメが細かくなったかも?と、味が少し濃くなったかも?って感じがしてきました。
○特保のコーラ飲料はダイエットコークなどに似た人工的な甘さが目立つ物が多かったのですが、この商品は普通のコーラの味に似た甘さがあります。炭酸も強くて普通のコーラのような感じがして良いと思います。
○炭酸はけっこう強めで、刺激的です。
○前バージョンから何が変わったのかというとこれといって明確な変化は感じられないというのが正直なところですが、
とりあえず炭酸が少し強くなったかなという事と味が引き締まった感じがしました。
メッツコーラに対して低評価の方々の口コミレビュー
●甘味料の塊(実際そうですが)のような味わいには正直辟易しました。ダイエット効果もあるのかないのか、最近の週刊誌(週刊新潮)を読んでいると疑問に思えてなりません。
●メッツはコーラだけ独特な味がしてなんとなく苦手ですね。味になんか違和感が、、

メッツは2017年3月にリニューアルされていますので、リニューアル後の口コミを探しましたが、リニューアル前よりも炭酸が強くなったという口コミが多かったです。

その影響で味も引き締まって感じるのかもしれませんね。

甘味料の味が苦手な人はリニューアル後も変わらないようで、そのような方たちが低評価をつけていました。

ペプシスペシャルの口コミ・評判

ペプシスペシャルに対して高評価の方々の口コミレビュー
○甘すぎる事もなく、毎日飲んでます。
○ほぼ1年間以上トクホのコーラを飲んでいたが、先日の検診で、長年落ちず、高い数値の中性脂肪が基準値内に落ちたのでびっくりした。運動等はかわらずに実施しているので、これ以外に考えられない。
○検診でコレステロール値が高いと言われ薬を処方されましたが、薬の副作用が怖くて薬の替わりに毎日1本飲んでいたところコレステロール値が標準値内に下がりました。
○特保のコーラとしては二番煎じかもしれませんが、味わいはメッツコーラよりコーラらしいですよ。
○いつもキリンのMetsを飲んでいるので、今回ペプシに挑戦しました。期待通り、ペプシですね!炭酸が強いです。
ペプシスペシャルに対して低評価の方々の口コミレビュー
●まずいです。変にくどい、べっとりとした甘さがなんとも嫌。
●自分の体質に合わず、おなかがゆるくなってしまいました。他社製品よりカフェイン量が少なく味も良かったのですが、残念です。
●発売してからずっと飲んでいますがこれを飲み続けているからといって痩せるということはないですね、やはり痩せるには食生活と運動次第でしょう。

中性脂肪やコレステロールの値が下がったという意見が見られます。

一方で飲み続けていても効果はないという口コミもありますので、やはり効果は人それぞれのようです。

メッツに比べて炭酸が強いという口コミもあれば、甘くて苦手という意見もあり、ここでも合成甘味料に関する味の好みが表れているようです。

コカ・コーラプラスの口コミ・評判

コカ・コーラプラスの口コミレビュー
○普通に美味しく飲めます。開封後ある程度の時間が経っても炭酸抜けが少なく、飲みきることが出来ました。
○味は、飲み始めはコカ・コーラゼロやゼロフリーに近く、後味はそれらとも若干違う感じがします。オリジナルのコカ・コーラからは味に距離があるのは当然ですが、これまでのダイエット系コカ・コーラとも少し違うので、好みは人によってわかれるかもしれませんね。
○ダイエット中の身としてはカロリー0で甘い炭酸飲料が楽しめるのは非常にありがたいです。しかもコカコーラゼロは何となくわかるけど、これはカロリーオフ飲料だと気が付かないぐらい自然な甘さを味わえます。砂糖どっさりの標準コーラに比べ少々お高いけどこれなら全然OKですね。

コカ・コーラプラスは発売されてまだ間もないため、口コミの数が少なかったのですが、高評価の口コミレビューが見られました。

少々値段が高くても、飲みやすくトクホ商品であるから購入するという口コミもありましたので、美味しくないと続けられないと考える方もいらっしゃるようですね。

商品ラインナップ

最初の画像の写真は500ml弱の容量のものですが、違う容量で販売されている商品もあります。

メッツコーラ
270ml(120円)、480ml(150円)、1.5L(350円)

ペプシスペシャル
490ml(150円)、1.5L(350円)

コカコーラプラス
470ml(158円)

コカ・コーラプラスはまだ発売されたばかりなので、サイズ違いのものについてはこれから販売されるのではないでしょうか。

メッツコーラは2017年3月にリニューアルされて270mlの少量タイプも発売されました。

価格はそれぞれの販売サイトを参考にしましたが、コカ・コーラプラスが少し高いぐらいでほぼ同じ価格のようです。

コンビニなどでは税込で160円前後で売られていますが、ディスカウントストアではメッツコーラやペプシスペシャルは108円(税込)で売られていました。

定期的に飲まれる方は、大容量を購入したりネットで購入するのがお得のようですが、試しに飲んでみたいという方はディスカウントストアなどで安く手に入れる事もできるようです。

3種類のトクホコーラを飲み比べた感想

実際に3種類のトクホコーラを飲み比べてみました。

トクホコーラ 飲み比べ

見た目はどれも同じで見分けがつきません。

しかし、コップに注ぎ終わった後に、炭酸のシュワシュワが長く続いていたのはコカ・コーラプラスでした。その次がペプシスペシャルでした。

香りもどれも同じ様に感じました。

甘さは、びっくりするぐらい3種類とも甘いです。
合成甘味料の甘さだと思いますが、これでカロリーゼロなのが不思議なくらいでした。

3種類とも同じような甘さを感じましたが、敢えて言うならばメッツコーラが一番甘いと感じました。

ペプシスペシャルとコカ・コーラプラスも甘いのですが、その2種類は炭酸が強く、飲んでいる時に甘さが打ち消されているように感じます。

後味については、どれも甘さが残る感じで、コカ・コーラプラスの後味は、他の2種類とは違う種類の甘さを感じました。

こういった種類の炭酸飲料を飲みなれていない方にはクドいと感じられるかもしれません。

ダイエット中の方の中には、たまにはハンバーガーやピザ、唐揚げなどを食べたいと考える人も多いと思います。そんな時に炭酸飲料が欲しくなりますよね。

その時に、普通の砂糖入りのコーラを飲むよりは、これらのカロリーゼロのトクホコーラを飲まれる方が良いと思いますので、これまでカロリーを気にして我慢していた方々にとっては嬉しい選択肢が増えたことになりますね。

トクホコーラを飲む時に気をつけたい事

3種類を比較しながらトクホコーラの特徴や効果をみてきましたが、摂取するにあたっては気をつけた方が良いこともありますので、それをまとめておきます。

お腹が緩くなる可能性

3種類とも、「摂取上の注意」という事で以下のような記載があります。

コーラ 摂取上の注意

摂りすぎあるいは体質・体調によりおなかがゆるくなることがあります。多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。

口コミにもお腹が緩くなったというレビューがありました。

難消化性デキストリンは食物繊維の一種ですので、整腸作用の効果が効きすぎる方は飲む量に気をつけたほうが良いですね。

どの商品も1日1本を目安に飲むように書かれていますので、量をしっかり守って過剰摂取にならないように気をつけましょう。

食事と一緒に飲まないと効果はない

3種コーラ 比較

難消化性デキストリンは、食べ物からの脂肪の吸収を抑制する効果があると言われていますので、食事と一緒に摂取しないと効果はありません。

食前でも食後でもなく、食べながら飲むのが一番効果があるのではないでしょうか。

また炭酸なので、飲むことで満腹感を得やすくなり、結果的に食べすぎを防ぐ効果も期待できますが、トクホコーラは脂肪の吸収を抑える働きが期待できるというだけで、脂肪を燃焼して減らす為には運動が欠かせないと思います。

トクホコーラを飲んでいるからといって安心してしまうと理想の体重、体型への道は遠いものになってしまうと思いますので、バランスの良い食事と適度な運動を心がけて、たまにはコーラが飲みたいという時に、このトクホコーラを選ばれると良いのではないでしょうか。

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