ダイエットマルシェでは、これまでにベジエシリーズの「アサイー酵素スムージー」や「食べる酵素オイル」という商品を取り上げてきました。
いづれも人気商品ですが、今回取り上げる『菌活美人の甘酒スリム』も発売当初から「bea‘s up」や「JJ」「Sweet」「美人百花」など人気の雑誌で紹介され話題となっています。
甘酒は、「飲む点滴」ともいわれるぐらい栄養価が高く、昔から飲まれていますが、最近は美容やダイエットにも効果があるということから、これまで甘酒を飲んだことがない人達の間でも人気が広がっているようです。
今回は、「健康」「手軽」「スタイリッシュ」を目指すベジエシリーズの『菌活美人の甘酒スリム』について紹介していきます。
目次
『菌活美人の甘酒スリム』の原材料と栄養成分
まずは『菌活美人の甘酒スリム』の原材料と栄養成分を確認してみます。
【原材料】
【栄養成分】
1杯10gあたり
タンパク質:0.5g
脂質:0.1g
糖質:5.5g
食物繊維:2.6g
ナトリウム:92.3㎎
ショ糖:0.0g
ビタミンA:40μg
ビタミンB1:0.09g
ビタミンB2:0.09g
ナイアシン:0.9㎎
ビタミンB6:0.08g
葉酸:16μg
ビタミンB12:0.16μg
パントテン酸:0.45㎎
ビタミンC:6.0㎎
ビタミンD:0.4μg
ビタミンE:0.6μg
パッケージにも書いてありますが、砂糖や人工甘味料が不使用というのが特徴の一つです。
糖質制限ダイエットをしている方々や、人工甘味料の味が苦手という方も取り入れやすく感じるのではないでしょうか。
また、栄養成分が豊富で特にビタミン類は様々な種類が含まれていることも分かります。
他にも食物繊維や葉酸なども含まれていて、美容を意識する女性をターゲットにしているのではないかと思います。
『菌活美人の甘酒スリム』のダイエット効果
栄養価が高い『菌活美人の甘酒スリム』ですが、ダイエットに関してはどのような効果が期待できるのでしょうか。
3種類の「活きた菌」で代謝・分解・美腸
商品名に「菌活美人」とついている通り、美容や健康に有用な菌が配合されています。
「麹菌」「酵母菌」「乳酸菌」を活きたまま粉末状にしているため、活きた状態で3種類もの菌を摂取することができます。
「酵母菌」:糖質をアルコールと二酸化炭素に分解する。
「乳酸菌」:腸内の善玉菌の活動を優勢にするサポートをして、腸内環境を整えてくれる。
摂取した栄養が代謝されずに蓄積されると肥満に繋がりますので、これらの菌で代謝アップできれば脂肪の蓄積を防ぐことができそうです。
いづれの菌も熱に弱いため、加熱する場合には人肌ぐらいを目安にするとよいそうです。
8種類の穀物酵素
発酵させて作る甘酒の場合、普通は白米を使用しますが、ベジエの『菌活美人の甘酒スリム』では「玄米・あわ・ひえ・きび・米粉・たかきび・大麦・紫黒米」の8種類の穀物を使用しています。
白米よりも栄養価の高い穀物を使った麹菌のため、白米だけで作られた甘酒よりも豊富な栄養素がぎゅっと濃縮されているように感じます。
酵素と言えば、消化酵素と代謝酵素があり、人間の体には欠かせない物質で、酵素ドリンク、酵素ダイエットが一時期ブームとなりました。
しかし、注意したいのは、酵素はタンパク質の一種であり、他の食べ物と同じように胃や小腸で分解され活性を失ってしまうということです。
仮に分解されなかったとしても、酵素は特定の環境でしか活性しないという考えもあり、摂取した酵素がそのまま消化酵素や代謝酵素として働く可能性は低いと言われています。
そして、酵素は人間の体内でしか作ることができません。
つまり、食べ物で摂取した食物酵素はその食べ物の消化を助ける働きはするものの、体内の消化酵素や代謝酵素を増やす訳ではないということです。
そのため、酵素を摂取すれば必ずしも代謝がアップする訳ではないという点を頭に入れておいた方がよいでしょう。
「砂糖・人工甘味料」不使用
栄養成分のところでも触れましたが、砂糖や人工甘味料が不使用という点も大きなポイントです。
しかし、糖質が全く含まれていないわけではなく、栄養成分をみると10gあたり5.5gの糖質は含まれています。
これは原材料に由来するものかもしれませんが、砂糖不使用と糖質ゼロはイコールでは無いという点に気を付けておきましょう。
『菌活美人の甘酒スリム』の口コミレビュー
次に、「菌活美人甘酒スリム」に関するアマゾンや楽天の口コミを集めました。
『菌活美人の甘酒スリム』に対して高評価の方々の口コミ

〇1日1杯飲んでいますがニキビが全く出来なくなりました。手放せなくなりそうです。
〇粉末ですぐ溶け、いろんな飲み物や料理に使いやすいです。子供含め家族で手軽に菌活できます。私はフェイスラインの肌荒れが酷く、病院で貰ったピーリング剤を塗っていたのですが、やめるとまた元どおり。これを飲み始めたら、全く肌荒れしなくなりました。
〇ほかの粉の甘酒よりちょっとおねだんは高いですが、容量もあり、ノンアルコールということで家族で安心して使用しています。ほんのりあまくておいしい。
〇粉末なので、気分に合わせて量を調節できるし、場所もとらずごみも少なくすみます。
スリムになった、ダイエットできたという口コミはありませんが、ニキビが出なくなった、肌荒れしなくなったなどの、肌状態が良くなったという口コミがいくつか見られます。
また、個包装ではないため自分の使いやすい分量を使えるというメリットや、ノンアルコールなので、子供から大人まで、そして妊婦さんでも使えるというメリットもあるようです。
『菌活美人の甘酒スリム』に対して低評価の方々の口コミ

難消化性デキストリンを飲んだことがある人はわかると思いますが、この商品もそれ特有の味がしますので苦手な方にはお勧めしません。
〇塩気を感じ、また舌触りもかなりザラザラしていました。甘酒っぽさがなく、とても楽しみにしていたので少し残念でした。
〇麹着に、感や甘酒特融のトロっとした感じがあんまりないです。甘酒をお湯で割りたいのなら物足りなく、牛乳とかで割る前提だと、おいしいと思います。
低評価の方々の口コミでは、味がダメだったという意見が多いです。
普通の甘酒を飲みなれている人には甘酒独特の風味や味わいがなく物足りなく感じるのかもしれません。
『菌活美人の甘酒スリム』の味
実際に『菌活美人の甘酒スリム』を飲んでみたいと思います。
開封すると、サラサラとした白い粉状で、甘酒特有の香りが漂ってきます。
飲み方はパッケージ裏面に書いてありますが、1日10g(カレースプーン1杯)が目安になるようです。
カレースプーン1杯ぐらいということで、家でカレー用に使っているスプーンを使って重さを計ってみましたが、7gぐらいでした。(注・スプーンの重さは含まれていません)
10gを測定すると小皿の底が隠れる位でした。(注・小皿の重さは含まれていません)
そのため、スプーン1杯よりも少し多めに摂取するぐらいがちょうどいいかもしれません。
近くで見ても細かいサラサラをした状態です。
これをミネラルウォーターや牛乳などに溶かして飲んでみました。
ミネラルウォーター
まずは普通にミネラルウォーターに溶かしてみます。
注ぐだけでほとんど溶けますが、完全には溶けないので底の方はスプーンでグルグルかき混ぜて溶かしました。
つぶつぶしているのが見えます。
飲んでみると、砂糖や人工甘味料が不使用にもかかわらず、かなり甘いです。
甘酒の風味は感じますが、甘さが強くて口の中やのどが甘ったるい感じになります。
100mlではなく、200mlぐらいにすると薄くなってちょうどよいかもしれませんが、そうなると甘酒の風味がなくなり、ただ甘いだけの飲み物になってしまう気がしました。
一般的な甘酒のようなとろとろ粒々感がないので、普通の甘酒が好きな人は飲みづらいかもしれません。
一方で甘酒を飲みなれていない人にとっては、こういう飲み物だと思えば飲みやすく感じるのではないでしょうか。
お湯
次は、甘酒の定番、お湯で溶かしてみます。
沸騰するぐらい熱いお湯では菌や酵素の働きが失われてしまうので、人肌程度のぬるま湯にしました。
ミネラルウォーターの時よりも甘酒の香りがふわっと感じます。
しかし、やはり甘さが際立っていて、普段から無糖のお茶やコーヒーを飲みなれている私は飲みづらく感じました。
同じように甘みのあるドリンクであるココアや砂糖入りのコーヒーの方がまだ飲めるという感じです。
無糖の炭酸水
次は、無糖の炭酸水に溶かしてみます。
注いだ時にはシュワシュワと泡がはじけていましたが、実際に飲んでみるとなぜか炭酸が抜けたような感じになっていて、ほぼミネラルウォーターを飲んだ時と同じになりました。
置き換えやファスティングをするなら、炭酸はお腹にたまるので続けやすいとは思いますが、この甘さをずっと飲み続けるのは甘さが苦手な人にはかなりきついと感じました。
牛乳
次は牛乳です。
注ぐだけでは溶けずに下にたまってしまいますので、スプーンでしばらくかき混ぜました。
味はミネラルウォーターなどと同じくかなり甘く感じます。
牛乳のまろやかさもあり、少し口の中に甘ったるさが残るようで、このあとにさっぱりした水や炭酸水を飲みたくなりました。
成分無調整豆乳
次に豆乳です。
使用したのは成分無調整の豆乳で甘さのないものでしたが、かなり甘くなりました。
そのため、砂糖が入っている成分調整した豆乳を使用すると、かなりの甘さになると予想されますので、豆乳と合わせる場合には甘さのないものを選ぶのが良いと思います。
無糖ヨーグルト
次に無糖のプレーンヨーグルトと合わせてみました。
無糖ヨーグルトも、飲み物に合わせた時と同じく甘くはなりましたが、無糖のためか酸味とちょうどよいバランスがが取れていて、それほど甘ったるい感じにはなりませんでした。
混ぜると、綿菓子が溶けたような飴色になります。
このままでも十分栄養価は高いと思いますが、ちょうどスーパー大麦があったので、それをトッピングしました。
スーパー大麦には食物繊維が豊富に含まれているため、ヨーグルトと合わせることでお腹の調子を整えることができます。
他にもグラノーラなどを加えれば味のアクセントになり続けやすいのではないでしょうか。
購入方法
私はドラッグストアで定価の1490円(税込)で購入しましたが、公式オンラインショップの他にアマゾンや楽天でも購入できるようです。
アマゾンは定価でしたが、楽天は送料込みで1185円で販売されているようです。
また、ベジエシリーズには他にも甘酒を使った「菌活美人のフルーツ甘酒」という商品も販売されています。
出典:ベジエ
マンゴーとオレンジをを使ったフルーティーな味で、3種類の菌や8種類の穀物を使用している点は「菌活美人の甘酒スリム」と同じであるため、普通の甘酒が苦手な方はこちらを試してみると良いかもしれません。
スリムになるには置き換えやファスティングとして
実際に「菌活美人の甘酒スリム」を飲んで一番感じたのは、かなり甘いということです。
1日あたりの摂取量10gで、カロリー約30kcal、糖質5.5gというのは決して高くはない数値ではありますが、普通に3食食べていて更に『菌活美人の甘酒スリム』を摂取していては、商品名のような「スリム」な体型を目指すのは難しいでしょう。
口コミでも「痩せた」とか「ダイエットに成功した」のようなレビューはありませんでした。
美容や健康のために取り入れるということであれば、3食プラス『菌活美人の甘酒スリム』でも肌状態の改善は可能かもしれませんが、ダイエットするためには、3食のうち1~2食を置き換えたり、ファスティングをする必要がありそうです。
注意したいのは、食事の代わりに『菌活美人の甘酒スリム』を摂取すれば、一時的に体重は減るかもしれませんが、置き換えやファスティングをやめればリバウンドしてしまいます。
理想の体型、体重をキープするためには、食べすぎないこと、そして適度な運動が必要になりますので、『菌活美人の甘酒スリム』を飲んでいれば大丈夫というように頼り切りになるのではなく、あくまでサポート的な存在として考えるのが良いのではないでしょうか。
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