今回はファーストフード店で展開される低糖質メニューを食レポしたいと思います。
目次
ファーストキッチン・ウェンディーズの「ワイルド☆ロック」
まずは、ファーストキッチン・ウェンディーズの「ワイルド☆ロック」というメニューです。
出典:ウェンディーズ
こちらは、2017年8月から販売されています。
写真を見てわかるように、普通のハンバーガーと違いバンズ(パン)の代わりに、ビーフパティーが使われています。
「ワイルド☆ロック」の栄養成分
糖質やカロリーはどのくらいなのか気になるところですよね。
比較するために、ファーストキッチン・ウェンディーズの「ウェンディーズバーガー」と比べてみます。
ワイルド☆ロック | ウェンディーズバーガー | |
---|---|---|
カロリー | 779kcal | 587kcal |
たんぱく質 | 59.7g | 35.8g |
脂質 | 58.0g | 37.2g |
炭水化物 | 5.2g | 27.9g |
ー糖質 | 3.8g | 26.7g |
ー食物繊維 | 1.4g | 1.2g |
ナトリウム | 1233㎎ | 1236㎎ |
食塩相当量 | 3.2g | 3.2g |
※数値は2018年11月13日更新のもので、最新の数値とは異なる可能性があります。
「ワイルド☆ロック」の方が圧倒的に糖質量が低く、その量は5.2gです。
バンズ(パン)を使うか使わないかで、これほど糖質の量に差があるのには驚きました。
一方でカロリーは「ワイルド☆ロック」の方が200kcal近く高く、たんぱく質や脂質も20g以上高くなっています。
ビーフパティが2枚も使われているのでカロリーは高くなっているだろうと思っていたのですが、こちらもかなり差があります。
糖質量は低いものの、脂質やカロリーが高いということで、脂肪分を控えている人は注意が必要です。
「ワイルド☆ロック」はボリューム満点
単品でも注文できますが、ポテトセットや、チリセット、サラダセット、ドリンクセットなどもあり、サイドメニューやドリンクと一緒にお得に注文することもできます。
今回はダイエット考えた組み合わせにしたかったので、サラダセットにしました。
単品では650円ですが、セットにすると1000円超えるので、ファーストフード店での食事にしては、けっこうな価格ですが、このビーフパティのボリュームを見るとそれも納得できます。
持った時にずっしりと重みがあり、通常のハンバーガーとは違うのが分かります。
100%ビーフパティで挟まれた具材は、トマト、グリーンリーフ、ベーコンエッグ、そしてソースはタルタルソースです。
ビーフパティのジューシーさ、つなぎの入ってない肉らしい噛み応えのある食感で、ハンバーガーを食べているというよりは、ステーキかハンバーグをたべているような感覚でした。
中の具材がベーコンエッグということで、ビーフパティだけでは味が単調になり飽きてしまいそうですが、ベーコンエッグが良いアクセントになっていると思います。
付け合わせのソースはケチャップではなくタルタルソースでしたが、意外にもベーコンエッグやビーフパティと合っていて美味しかったです。
かなりボリュームがあるのは見た目からも分かりましたが、1個でかなりお腹いっぱいになりました。
普通のハンバーガー1個では物足りないという男性の方でも、この「ワイルド☆ロック」は1個で満足できるのではないかと思います。
「ワイルド☆ロック」は単品よりもサラダと黒烏龍茶セットで
「ワイルド☆ロック」単品では、口の中が油っぽくなってしまいますので、サラダと黒烏龍茶のセットで口の中をさっぱりさせながら食べるのがおすすめです。
サラダのドレッシングは「グレープフルーツ」を選びました。
グレープフルーツには交感神経を活性化させ脂肪燃焼を促進する効果のある「ヌートカトン」という成分が含まれていたり、「クエン酸」の効果で新陳代謝が高まるとも言われています。
緑酵素サラダはカップいっぱいにアスパラなどの野菜が詰まっていて、かなりボリュームがありますので、野菜不足が気になる人はこういう機会に摂取しておくのがいいのではないでしょうか。
ドリンクに選んだ黒烏龍茶には、身体に脂肪が吸収されるのを防ぐ効果があると言われていいます。
「ワイルド☆ロック」のように脂肪分の多い食事をする時には黒烏龍茶を食前や食事中に飲むのがおすすめです。
ファーストフードでの食事の時には、ポテトやジュース、炭酸飲料を注文しがちですが、糖質制限やダイエットを意識するのであれば、サラダや黒烏龍茶をチョイスすることで、より効果が期待できるのではないでしょうか。
モスバーガー「菜摘シリーズ」
次に紹介するのはモスバーガーの「菜摘シリーズ」です。
モスバーガーの「菜摘シリーズ」の歴史は古く、最初の販売は2004年~で、途中で一度なくなったものの、2013年に復活して今に至るようです。
出典:モスバーガー
レギュラーメニューのバンズ(パン)をレタスにすることで、ヘルシー志向の女性に人気のメニューです。
菜摘に変更できるのは以下のメニューになります。
出典:モスバーガー
菜摘シリーズの栄養成分
菜摘シリーズは全部で7種類ありますが、それぞれの栄養成分を比べてみます。
菜摘 モス野菜 |
菜摘 テリヤキチキン |
菜摘 フィッシュ |
菜摘 ロースかつ |
菜摘 海老カツ |
菜摘 チキン |
菜摘 ソイモス野菜 |
|
---|---|---|---|---|---|---|---|
重量 | 187.8g | 139g | 132.5g | 151g | 145g | 139g | 189g |
エネルギー | 207kcal | 184kcal | 250kcal | 264kcal | 244kcal | 236kcal | 155kcal |
たんぱく質 | 9.4g | 15.1g | 11.7g | 12.7g | 6.6g | 10.3g | 9.1g |
脂質 | 14g | 10.3g | 16.9g | 13.8g | 15.7g | 15g | 6g |
炭水化物 | 11.5g | 7.7g | 13g | 22.2g | 19.4g | 15.2g | 16.9g |
食物繊維 | 1.9g | 0.7g | 1g | 1.8g | 1.4g | 1.4g | 3.2g |
食塩相当量 | 1.2g | 2g | 1.5g | 1.6g | 1.4g | 1.1g | 1.3g |
出典:モスバーガー
※数値は2018年11月17日のもので最新の数値とは異なる可能性があります。
菜摘シリーズのカロリーはいづれも300kcal以下で、ファーストキッチン・ウェンディーズの「ワイルド☆ロック」の779kcalの半分以下になります。
これは、大きさが影響していると思いますが、「ワイルド☆ロック」が男性向きとすれば、「菜摘シリーズ」は女性向きと言えそうです。
しかし、炭水化物の量をみると、「ワイルド☆ロック」は5.2gでしたが、「菜摘シリーズ」は一番低い「菜摘テリヤキチキン」でも7.7gあり、「ワイルド☆ロック」の方が糖質量は少なくなっています。
「菜摘シリーズ」のフィッシュやロースかつ、海老カツなどは揚げ物という事で衣に小麦粉やパン粉を使ってるために炭水化物量も多めになっているのかもしれません。
「菜摘チキンバーガー」のサラダセット
今回は菜摘シリーズの中でも、「菜摘チキン」をチョイスしました。
セットのサイドメニューにはもちろんサラダを選びました。
ファーストキッチン・ウェンディーズのサラダに比べると量は少なめですが、トマトやパプリカなどが使われていてカラフルな印象です。
ドリンクには「ルフナティー」という聞きなれない紅茶があったので、それを選びました。
甘酸っぱいような香りで、飲んでみるとさらに濃く紅茶の味がして、脂っこいものを食べるときに口の中をさっぱりしてくれる感じがありました。
後で調べてみると、紅茶のセイロンティーの一種のようで、カリウムが豊富で利尿作用があるようでむくみに効果があるのではないかと思います。
「菜摘シリーズ」はレタスたっぷり
バンズの代わりにレタスというのは、どのくらいの量だろうと思いましたが、かなりの枚数のレタスで包まれているのが分かります。
レタスをめくって中に具材のチキンカツが埋もれているような感じです。
オーロラソースとレタス、そしてチキンパティの相性がばっちりで、食べ始めると一気に食べ切ってしまう美味しさがあります。
ただ、バンズと違ってレタスはこぼれ落ちやすく、食べづらいという点もあり、一緒にフォークを付けてくれるとありがたいなと感じました。
量は私にとってちょうどよかったので、男性にとっては物足りなく感じると思います。
「菜摘ソイ野菜」は大豆イソフラボンが豊富
別の日には「菜摘シリーズ」の「ソイ野菜」を食べました。
こちらは、菜摘モス野菜バーガーのパティを「ソイパティ」に変更したもので、価格も同じです。
普通のハンバーガーパティに比べて白っぽいのが分かります。
食べると、いわゆる大豆ハンバーグの味で、普通のハンバーガーパティが好きな人にとっては、味がたんぱく過ぎて物足りなく感じるかもしれません。
ただ菜摘シリーズの中では重量は一番重いもののカロリーは一番低く、畑の肉と言われる大豆を使っているだけあって、たんぱく質の量も多めです。
また、大豆には大豆イソフラボンが含まれていて、女性ホルモンに似た働きをしてくれると言われていますので、ダイエットしつつ美容や健康も維持したいと考えている方にはお勧めです。
高たんぱく低糖質バーガーと運動でダイエット効果アップ
ファーストキッチン・ウェンディーズとモスバーガーの高たんぱく低糖質バーガーを食レポしましたが、これだけを食べていてもダイエットの効果は期待できません。
せっかくこれらの商品を選んで食べるのであれば、運動して筋力アップ、脂肪燃焼につなげなければ勿体ないので、簡単なトレーニングだけでも取り入れることをおすすめします。
ジムに通わなくても家でできるこのようなトレーニングもあります
仕事、家事、育児に追われて運動できる時間が無いという方も、これらのトレーニングは、すき間時間でできたり、ながらトレーニングもできるので、日常生活に毎日少しずつ取り入れることで、理想の体型に近づけるのではないかと思います。
コメントを残す