とろろ昆布に隠されたダイエット効果
本日放送された『ためしてガッテン』でとろろ昆布特集が行われました。
とろろ昆布には大きく分けて以下の3つの効果があります。
・脂肪排出
・高血圧予防(ナトリウムを排出してくれる)
・便秘解消(とろろ昆布は食物繊維なので)
つまりとろろ昆布は健康にも良いし、ダイエットにも効果的だということです。
とろろ昆布に含まれるアルギン酸
普通の昆布ではダメで、とろろ昆布でないと上記のような効果は得られないそうです。それは普通の昆布には無いとろろ昆布だけに含まれるアルギン酸に秘密があります。
そもそもとろろ昆布はどうやって作られるのかと言いますと、何重にも重ねられた昆布を機会で縦に削って作られます。(ちなみに昆布の面に沿ってカンナのようなものを使って手で削って作られたものは「おぼろ昆布」)
そうやって厚さ0.01mmのとろろ昆布が作られるわけですが、その薄さに秘密があります。昆布の細胞が0.1mmらしいので、とろろ昆布は細胞よりも厚さが薄いのです。
海苔が0.08mm、鰹節が0.04mmなので、薄い食材ということで言えばとろろ昆布はトップクラスだと思います。
とろろ昆布を使ったレシピ
とろろ昆布と言えば富山県が有名ですが、ためしてガッテンで紹介されていたとろろ昆布を使ったお料理は以下の3つです。
・夏野菜のおきなあえ
ナスとキュウリををとろろ昆布であえたものです。浅漬けのようなもの。とろろ昆布がおじいさんのお髭を彷彿させるところからその名が付きました。
・サスの昆布締め
カジキマグロをとろろ昆布で締めたものです。とろろ昆布は水分の吸収率が強烈なので、マグロにちょっととろろ昆布を混ぜ合わせるだけですぐに出来上がります。
・飛脚玉
味噌、梅肉、ネギをとろろ昆布で包んだものです。これを味噌汁茶碗に入れ、お湯をかければすぐに食べることができます。とってもヘルシーで簡単なお料理でいてとても美味しそうでした。これはぜひ僕も食べてみたいですね。
また北海道で取れる究極のねばねばを持った「ガゴメ昆布」を使った松前漬けはとても有名ですよね。僕も高校の修学旅行のときに北海道で家族へのお土産に松前漬けを買った想い出があります。
とろろ昆布がダマになるのを防ぐ方法
とろろ昆布は水分を与えるとすぐにダマになってしまうので、それが嫌だという方が多いと思います。番組ではその解消法が紹介されていました。
要はふりかけにしてしまうということです。
とろろ昆布をフライパンで4分半ほど加熱し、そのあと袋に入れて手で揉みほぐせば完成です。とろろ昆布ふりかけはご飯にかけてもいいですし、サラダにかけてもいいと思います。
いろんな食べ方が工夫できて、それでいてとても美味しくダイエット効果・美容効果もあるとろろ昆布。ぜひ皆さんも生活の一部に取り入れられてみてはいかがでしょうか。
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