
今までゆで卵とダイエットってあまり因果関係を考えもしなかったのですが、色々調べてみると面白い情報が発掘できました。
一昔前に元木選手がゆで卵ダイエットに挑戦し減量に成功していた
2014年10月13日(月)に放送された『お試しかっ!大実験SP&Qさま!!プレッシャーSTUDY 人気者大集合SP』で「昔大ブームになったものの今はもう流行っていないダイエットを1週間やってみたら痩せるか!? 」という企画で、元木大介選手がゆで卵ダイエットに挑戦していました。
よくよくゆで卵ダイエットの起源を辿ってみると、元オリックスの門田博光選手が8日で8kgの減量に成功したとして、大ブームになったのがきっかけのようですね。
元木大介選手は一週間、1日3食ゆで卵のみを実践し続け、食感と臭さに飽き飽きしながらも97個ものゆで卵を完食。最終的な体重は88.9kgから84.7kgと-4.2kgの減量に成功しました。
ただこれはあまりにもゆで卵を食べすぎなので、みなさんは真似しない方がいいと思います。ゆで卵ダイエットの最もオススメなやり方は、朝食のみをゆで卵に置き換える方法だと思います。あとはおやつの代わりにゆで卵を食べるのもOK。ダイエットのために間食にゆで卵を食べるという方は結構いらっしゃるみたいです。
僕が中学生の頃、家庭科の先生が、「卵はあまり食べすぎず、一日1個程度がいいと思います」ということを言われていたのを記憶しています。卵には豊富な栄養だけではなく、コレステロールが含まれているのであまりバクバク食べすぎるのも体に悪いということだったと思いますが、コレステロールは黄身の部分にしか含まれていないので、ゆで卵ダイエットを実践する場合、黄身を取り除いて白身だけを食べるという手もあると思います。
ゆで卵の栄養とGI値
次にゆで卵の栄養価についてみていきたいと思います。栄養値を数値化して明確に認識しながらゆで卵ダイエットを実践することで、モチベーション維持にも繋がると思います。
ゆで卵の栄養
ゆで卵はバランスの優れた栄養価で、ビタミンCと食物繊維以外の栄養素を全て含んでいる最優良栄養食品とも言われています。1個あたりの栄養は以下の通り。
タンパク質:約7.5g
脂質:約7.0g
炭水化物:約0.1g
ゆで卵のGI値
GI値とは、Glycemic Index(グリセミック・インデックス)の略で、食後血糖値の上昇度を示す指標のことです。糖尿病などの方はGI値が60以内の低GI値食品を選択して摂るとよいと思います。
卵ののGI値は30。あじやアサリなどが40なので、卵は比較的低い方だと思います。アイスクリームなどは65と黄色信号になってしまいます。チョコレートケーキとかですと80も。やっぱり甘いものはGI値が高いんですね。
ゆで卵がダイエットに向いている理由とは
上で書きました通り、ゆで卵は栄養価が高く、GI値も低いということでダイエットのみならず、健康にもよい食品だといえます。日本人が古くから朝食に卵を食べる理由も卵の豊富な栄養価に起因しているのでしょうね。
また、卵はどこのスーパーに行っても販売しているので、いつでもどこでも手に入れることができます。スーパーよりもちょっと高いかもしれませんが、コンビニでも販売していますよね。買ってきた卵をゆで卵にするのも簡単。面倒な調理など必要有りません。
塩をぱらぱらと振りかけて食べるだけでも十分美味しくいただけますし、朝食をまるまるゆで卵で置き換えてもお昼まで満腹感が持続する腹持ちの良さはまさにダイエット向きだといえます。
低価格でお手軽に手に入れることができ、簡単に実践できるからこそ続けることができる、それがゆで卵ダイエットの最大の魅力かもしれませんね。
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