塩抜きダイエットとは?
塩抜きダイエットって一体どんなダイエット法なのか?
答えは簡単で、その名のごとく塩を摂取しないというダイエット方法です。
まぁ意図して塩を摂らないようにしたとしても、どんな食材にも塩分は微量に含まれていると思いますので、完全に塩を摂らないということではなくて、塩を使わずにお料理をしたり、あからさまに塩を使っている料理を食べないようなダイエット方法ということになります。
期間は3日間。3日間だけ集中して塩を抜きます。より塩を抜くために水分も多く摂ります。水分量は日に1.5~2リットルを目安にしましょう。
そうやって今自分の体の中に現存する古い塩分を全部出してあげるつもりでトライします。
ただし塩分は人間の体に絶対に必要な栄養素ですので、長期間塩抜きダイエットを続けるのは厳禁。また、3日経たずに気分が悪くなったり、体調がすぐれなかったら危険ですのですぐにやめましょう。
なぜ塩を摂取しないことがダイエットに良いのか?
塩分を摂り過ぎた場合、人間の体は塩分濃度を薄めようと水分を溜めこみます。つまり体液量や血液量が増えるので、体重増加にも繋がります。血液量が増えるということは、血管にかかる圧も高くなり高血圧も招くことになります。
塩分を摂りすぎている食生活を続けていると、このことが日常的になってしまい、体が常に水分を多く溜めこもうとする体質になっていまいます。そうなると浮腫みやすい体質になり、代謝も落ちてくるので、太りやすい体になってしまいます。
人間の体に必要な塩分摂取量は?
塩分摂取量はWHOによるガイドラインでは、成人で5g以下にするべきと決められているそうです。5gって結構少ないですね。
また、米国では心血管疾患の予防のためのガイドラインとして、1日の塩分の最大摂取量が3.8~6.0グラムとなっているそうです。
そもそも日本人は世界の人々に比べると塩分の多い食生活をしているようです。2013年に調査した日本人成人の1日あたりの塩分平均摂取量は男性で11.1g、女性で9.4gだったそうです。基準値を本来の摂取量の倍ほどオーバーしていますよね。
一昔前に減塩味噌汁というものが流行りましたが、日本人の塩分過剰摂取を鑑みてあのような商品が発売されたのかもしれませんね。
塩抜きダイエットでどのくらい痩せれるの?
看護師の浅井裕美さんの7月8日のブログにて、塩抜きダイエットのことについて触れられていました。
写真は雑誌アンアンに掲載されていたものです。
浅井裕美さんも塩抜きダイエットにトライされたそうです。3日間塩分を摂取しないというダイエット法ですが、自分至上いちばんキツかったダイエットと感想を述べています。
今週のアンアンに浅井裕美さんがトライされた塩抜きダイエットの詳細が書かれているようですので、ぜひご覧になってみてください。
お仕事で保健指導をする中で高血圧の方に減塩指導をすることが多くあったんですが、実際自分がやってみたら減塩ってこんなに大変だとは…。。
そんなに塩辛い食事は好きではないと思ってたけど、それでも塩を抜くと食事が味気なくて仕方ない…。お水も結構飲みました。水中毒にならないようにしつつ。
ダイエットの結果は本誌を見ていただきたいのですが、このダイエットは発汗の多い時期とかは避けたほうがいいんじゃないかな?と個人的に思います。
塩分は取りすぎは良くないけど、身体に必要な成分でもあるので、身体の様子を見ながら慎重に取り組んだほうがいいダイエットかな?と。
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