この「6秒筋トレ」を考案したのは、ボディー矯正などが人気の『サロンC』を主宰する境貴子さん。サロンのスリミングやフェイシャルの施術にもアイソメトリックスを活用した筋トレを取り入れていらっしゃいます。
【境貴子さん】
1977年生まれ。東京都出身。世界各国にあるエステや美容法を、実地検証しながら勉強。美容本の制作に携わる傍ら、09年から2店舗の矯正専門サロンをプロデュース。肌・骨・筋肉のバランスを整え、その人の”本当の美”を見つけることを大切にしている。
目次
アイソメトリックスとは
特定の筋肉を強化するためのトレーニング法で、壁などを強く押しつづけたり、静止したまま身体各部に力を入れたり緩めたりすることを繰り返して筋力を養う方法のこと。
6秒筋トレのやり方
以下は6秒筋トレの基本です。どんな6秒筋トレをやるにしても、以下のことは守りましょう。
①息を留めずに呼吸を続ける
力をグッと入れるとつい息が止まってしまいますが、呼吸を止めて力を入れると、血圧が急上昇したり心臓に負担がかかったりするので危険のようです。よくマッチョな身体付きの方たちは心臓に負担をかけてるなんていう話を聞きますが、あれもウェイトリフティング系のトレーニングでグッと力を入れて息を止めてしまう場面が多いからかもしれませんね。
②鍛える部分に意識を集中する
「鍛えている筋肉を意識する」というのは凄く大切のようです。6秒筋トレは時間が短い分、その筋肉に意識を集中して力を込めましょう。
③力を入れたあとは必ず緩める
6秒間力を入れて硬くなった筋肉は、6秒間かけて力を緩めていきましょう。力を入れるだけでなく、メリハリをつけることで筋肉が効率よく刺激されます。
6秒筋トレでへこんだお腹を造ろう
「若い頃は絶対にそうはならないと思っていたけれど、30歳を過ぎたあたりからお腹が出てきた…」
はい、僕がそうです(^_^;)
やっぱりお腹は出ているよりも引っ込んでいた方が美しい!ということで、6秒筋トレでへこんだお腹を手に入れましょう
「立ち6秒筋トレ」でへこんだお腹を造ろう
立ちながらやるお腹に効く6秒筋トレの方法です。基本的にどこでもやることは可能なので、電車の中、お風呂場、トイレなどなど、色んなところで実践してみましょう。
①背筋を伸ばして足を揃えて立ち、両足のかかとを付け、指先は120度くらいに開く。この際、頭のてっぺんを真上から引っ張られているようなイメージをする。
②お腹を引っ込めながらくるぶしから股下まで、左右の足の内側をくっつけ合うように力を入れ、息を吸いながら6秒キープし、息を吐きながら力を抜く。これを5回繰り返す。
「座り6秒筋トレ」でへこんだお腹を造ろう
今度は座りながらやるお腹に効く6秒筋トレの方法です。デスクワークが多い方は、こちらのやり方を実践しやすいでしょう。
①背筋を伸ばし、足を揃えて椅子に座る。この際、机とお腹の間隔は握りこぶし1個分空ける。
②手の平から肘まで、机の上につける。ヒジが体から離れないように脇の下をしめる。
③机についている腕の部分をグッと下方向へ押す。お腹を力いっぱい引っ込めながら6秒キープし、力を抜く。これを5回繰り返す。
いかがでしたでしょうか。6秒筋トレは他にも色んな場面で色んなやり方があるようです。
6秒筋トレは食生活の改善と組み合わせることで、1ヶ月で4~5kgも体重が落ちたり、1ヶ月半でウエストが約11cmも細くなった方もいらっしゃるそうです。
何気ない日常生活の中で実践できる「6秒筋トレ」で筋肉を付け、ダイエットにも活かしてみてはいかが
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